飯島町:(長野県上伊那郡飯島町・・ながのけん、かみいなぐん、いいじままち)
東経137度55分、北緯35度40分、標高687m(いずれも飯島町役場の所在地)、長野県南部にある伊那谷、そのほぼ中央に位置する町である。
大きな扇状地台地の上に生活が構成されている町であり、生活地域の標高は約550メートルから、840メートル、そして森林原野が70%以上を占めている。 町内には海抜1,300mにある与田切渓谷シオジ平自然園の他、千人塚・復元された飯島陣屋・与田切公園のキャンプ場、プール等、観光あるいはやすらぎの施設等があるが、なんといっても飯島町から見られる南駒ヶ岳・貴重な氷河遺跡としての摺鉢窪カールなどの姿は他市町村にはない素晴らしい自然の姿ではないだろうか。 町花は「シャクナゲ」。町木は「いちい」。人口は2011年1月1日時点では10,247人(男4,962人:女5,285人)、世帯数は3,440戸となっている。友好都市として奈良県斑鳩町・ブラジルのサンパウロ州フェラース・デ・バスコンセーロス市と提携を結んでいる。 江戸時代、飯島町には幕府直轄領の飯島陣屋が置かれていた。また、明治維新の少しの間5年間ほど、飯島町には「伊那県庁」が置かれた。 明治22年4月1日「飯島村」、昭和29年1月1日「飯島町」となり、その後昭和31年9月に旧飯島町と旧七久保村が合併して現在の飯島町となった。そのような時代背景をもつこの飯島町でもある。
飯島町役場:399-3797 長野県上伊那郡飯島町飯島2537番地 |
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