ブレークアウトゲーム(ブロック崩し)         ホームページへ戻る        H15.12.23

 

ネットを見ていたら、昔なつかしいブロック崩しゲームの記事をみつけました。TVに映像を写すものをやってみたかった

ので作ってみました。

もともと、瀬戸口豊さんがトランジスタ技術1997年5月号で発表されたもので、ワンチップマイコン(PIC)とわずかな

部品で、TVゲームを実現したものです。(当時わたしは知りませんでした。)

今回は、これをAVR(2313)用に移植した小椋秀晴さんの製作を元に作りました。

                            http://homepage2.nifty.com/SEIDENSYA/AVR_PIC/AVR_PIC.htm

基本仕様、修正点

・基本的には、小椋さんのソースを流用。

・CPUは、手元にあり2313と同等以上で部品を減らすため内臓発信器付きのATtiny26Lを使用。

  (内臓OSCは電圧・温度により周波数が変化するので、同期信号をチェックし内部発振周波数の補正が必要)

・パドルの表示位置を修正。(左を削り右に延ばし、ボールを正しく捕らえられるようにした)

・パドル位置検出をA/Dコンバータ入力に変更。

・ゲームスタートおよびリスタートを、パドル用ボリュームの下限(0V)で代用し、StartSW省略。

 (スタートおよびゲームオーバー後は、ハイスコア・プレイヤスコアを繰返し表示し上記操作を待つ。)

  BREAKOUT_PIC.JPG - 34,931BYTES

  BREAKOUT_TV.JPG - 14,171BYTES

 ソース

 BREAKOUT.GIF - 7,027BYTES

 ソースの中身はほとんど理解できていませんが、白黒とはいえこれだけでTVに映像が写せ遊べるなんて感動ものです。

 画面に若干乱れがある。内臓OSC周波数がおかしいのか、ライン毎同期の微調整が必要か?

   → 画面の乱れは、タイミングのせいではなかった。信号線をシールド線にしたらだいぶ改善された。

 

 何かのおまけでもらったハンドマッサージ器(モータでバイブするやつ)に納めた。ピンジャックコネクタは、さすがに収納できなかった

 ので、直接ピンコードを出すようにした。

 単三2本の収納部はそのまま流用でき、形も手にフィットします。

  BREAKOUT_PIC1.JPG - 35,209BYTES

 何回かやっていて気づいたバグと思われる点 (ひまを見て直したい)

  ・右上隅付近にボールが行くと、ボールが消えることがある。(パドルは動くがボールが表示されなくなる)

  ・パドルが左端にあっても、ボールが左下隅にある角度(45度程度)で飛んでくると、反射できずミスになる。