｢ローコスト＝値段の安い材料を使い、高い材料は使わない｣という方程式を使う業者は少なくありません。これでは、ただの安い家になってしまいます。
やはり質・機能的に良い物は値段もある程度します。いる物はいる、いらない物はいらない。必要なところへはお金を掛ける、そんなコストバランスが本当のローコスト住宅だと考えます。
又、材料も使い方、使用場所で、高い材料より、安い材料のほうが、より表情豊かで面白い空間になります。例えば、節の無い柱や床のフロ－リングは確かにとても綺麗で、大変高価な物です。しかし出来た部屋は何か上品過ぎる面白さに掛ける部屋になってしまいます。そこである程度節の有る材料を使う事で、上品さと荒々しさが融合した空間になります。決して安いから・・と言う部屋ではありません。
勝建築設計室では使用材料の吟味、使用場所への工夫を常に考えお施主様一人一人にあったローコストを目指します。