ご協賛者のみなさまへ
拝啓 向寒の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、
厚く御礼申し上げます。
令和 7 年元旦「大晦日新春花火」は第38回を迎える運びとなりました。
これまで多くの皆さまのご理解とご協力により昭和~平成~令和とつないで来られましたこと、
あらためて感謝申し上げます。
さて、昭和61年「不景気風を花火で吹き飛ばせ!」をキャッチフレーズに除夜の鐘百八つにち
なみ「尺玉8発(尺八つ)」打ち上げ企画を実行して早39年、様々なご意見や賛同の声をお聞き
しながら「故郷の自慢できる想い出づくり」をテーマに継続してまいりました。
しかしながら、物価高騰、高齢化による後継者不足の余波は、我々の足元にも例外なく近づ
き、複数の会員が至近年で、区、自治会における要職を担う年齢に達してきたことから、年末年
始における花火開催が困難となってまいりました。
「これからもずっと続けていきたい!」こんな思いと葛藤しつつ、会員相互で意見を交わした
結果「大晦日新春花火」の開催を令和9年「第40回」で完結させることといたしました。
正月の風物詩とまで言われ、光栄に思うものの、数十年に及び協賛いただいた多くの方々の
負担や、年末から年始にかけ家を守り続けてくれた家族の負担、年番体制を敷かず同じ会員で
継続するイベントの宿命など、様々な状況を考慮しての苦渋の選択でもあります。
書面にて失礼ではございますが、花火を楽しみにしていただき、ご協賛ご協力いただいた皆
様、近隣にお住いの皆さま方への感謝とお礼に代えさせていただきます。
「40年に及ぶ永い間大変ありがとうございました。」
残すところ3回となりますが、有終の美を飾り完結出来ますよう、引き続きのご寄進、お力添
えをよろしくお願いいたします。
令和10年以降、新たな姿での開催や再開については白紙の状況ではありますが、七久保は
花火に限らず様々なイベントに対し力を添えていただける素晴らしい環境は健在です。
次世代の新たな発想と挑戦に期待しつつ「大晦日新春花火」を締めさせていただきます。
なお「七久保煙友会」は、地元における千人塚水中花火大会や三社合同祭宵祭花火大会な
ど、これまで培ってきた知識や経験を活かし協力を続けてまいります。
また、アルプス煙火花火現場打上従事者として全国各地へ出かけることもあり、花火に興味
のある方、花火の魅力を満喫したい方、七久保煙友会の仲間をお待ちします。 敬具
令和6年11月吉日 七久保煙友会 会員一同・代表_大嶋 学
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