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5月の「こだま」

(5月:5/1〜5/31)

「エビ芋」

 京都は円山公園脇に「いもぼう 平野家本店」という老舗があるのは知る人ぞ知るところ。ここの有名な「いもぼう」料理は2度ほど食べたことがあるけれどもさすがに逸品。北海道でとれた天日干しの棒ダラと、これまた京都で有名な「エビ芋」を一緒に炊きあげたものだから「いもぼう」。これにとろろの海苔巻きや祇園豆腐などが一緒になった花御前はお薦めのものでもある。
 ところでこの京都の「エビ芋」。少々高いけれども、それなりのもので、ここ伊那谷ではない感じの芋でもある。里芋のもっとねっとりした感じの(表現の仕方がわからない)もので、味は最高。
 この「エビ芋」は長野県では作っていないものだと思うけれども、種苗会社から通信販売で取り寄せて、家で植えたところ3株が芽を出した。ようやく芽を出したといった感じで、いつになったら成長していくのか、はたまた今年は食べられるのか・・・・少々心配でもあるけれども、いずれにしても京都のエビ芋が今家で成長していることは間違いない。ここまできたら何とか食べられる状態にまで育てばいいのだけれども、と思いつつその成長の遅さを気にしながらの日々でもあり。
 それにしても平野家本店の「いもぼう」は京都の円山公園に行ったら是非お薦めのものでもあります。(5/31)



「みのむし」

 小さい頃に「みのむし〜ごーろごろ・・」という歌を歌った記憶がないだろうか。
 この「みのむし」小さい頃は家の裏のどうだんつつじなどで時々見られたけれども、これも最近はあまりみかけなくなった。・・・と思ったら、なんと家の裏の梅の木にみのむしがいた。しっかり「みの」をかぶってぶらさがっていたのだ。左の画像は今日の様子だけれども、本当は木からとってしまったほうが良いのだろうが、せっかく本当に久しぶりに見ることのできた「貴重な」みのむしであるから、このままほっておくことにした。しかし本当にみのむしなんて何年ぶりに見たことだろう。まだまだ普通でもあるのだろうけれどもこうしたものに向ける目がなくなってきてしまった時代・・・ふと見つけたことにどこか安心するものもあり、ほっとする雰囲気でもあるような。
 いつまで梅の木にぶらさがっていくのだろうか。(5/30)



「絵手紙」

 今日何気なくちょっとした冊子(郵政弘済会「リンリン」)に目を通していたら「絵手紙」のことが書いてあった。獅子てんやさんと絵手紙作家の小池邦夫さんという方の対談の記事だった。絵手紙など絵の上手に書けない自分にとってはとても出来そうもなく、また続けることも出来そうもないのでただただ羨ましい、出来る人たちはいいなあ・・・などと思いながら読んでいた。そして最後に獅子てんやさんの絵手紙に次のような言葉が書いてあった。

文は人なり
絵はおまけ
遊び心は
心の洗濯

獅子てんやさんにとっての絵手紙を表現する言葉であるらしい。
絵を描く人にとっては「絵は人なり、文はおまけ」ということでもあるのではないかと思われる。
それよりも最後の遊び心は心の洗濯・・・という言葉はまさにそのとおりであるような・・・・。
のんびりと読んでしまっていた。(5/29)



「視力低下の話」

 これまで視力は良かった。しかし昨日、とある医院で視力測定をしたところ「落ちた」。視力検査の向こうの「表」を見て測定をしたのだけれども、まずは左目から。何とか見える。指示通り全て答えて、結果は1.5。一安心。次は右目。視力にはこれまで自信はあり、特に注意することもなく、しかし両方とも1.5を保ってきていた。しかし今回の右目。???下の方が霞んでいる・・・・。最後の1.5のところがなんとも霞んで見えないのだ。適当に予想??で答えたところで当たる??はずもなく、結果は1.2。
 1.2はまだまだ良い方ですよ、と言われたものの、視力の低下は少々残念なことでもあった。これまで保ってきた良好な??視力が。最近近いものばかり見て集中しているためにどうかなってきているのだろうか。遠くの山などの風景をしっかり見ながらこれから尚更気をつけて行かなければならない。視力低下の話。(5/28)


「中央アルプス開山式」

 脇見運転はよくないけれども、今日の仕事からの帰り、少々遠くの山の方を眺めながら運転をしていた。 すると南アルプスの塩見岳方面だろうか・・・雄大な積乱雲が広がって見えた。周囲の薄黒い雲はどんどん流れる中にしっかりと積乱雲が湧いていた。こうした風景を見ると夏近し・・・か、と思えてくる。残念ながらここ2・3日は中央アルプス方面は雲に隠れていて南駒ヶ岳も見ることができない。
 そんな中、帰宅してテレビを見ていると、隣の駒ヶ根市で中央アルプスの開山式が行われた様子を放映していた。今年は10月末まで駒ヶ根市からのロープウェイが大改修のために運行しないために、開山式は麓の駒ヶ根高原、大沼湖畔で行われたとのこと。今年は中央アルプスは本当に静かなシーズンになりそうだ。こうした時に山に行けば静かな山を味わえそうだとも思える。出会うのは人ではなく、動物のほうだろうか。
 そう言えば何年か前に伊那市の桂木場から中央アルプスへ登っていく途中に藪の中で突然ザザっと音がした時があった。このときのことは今でもよく覚えている。単独で歩いていたのだけれども、もう完全に熊だと思った。どうしようか、と瞬間に思い、逃げる体勢になった。本当に焦った。とにかく命が大事と、音のする方をしっかり見てすぐに逃げる体勢をとろうとした。心臓の高鳴るなかでふっと顔を出したのは「かもしか」だったのだ。このときの安堵感はそれまで感じたこともないようなほどだった。カモシカは人間に危害を加えるようなことは殆どない。そのかわり面白いことは、かもしかは本当にじっと見合う。何度かカモシカは見たことがあるけれども、ほとんど目をあわせるとじーーーっと動かずにこちらの様子を見ている。こちらも同様にじーーーっと見ている。そんな感じで、このときは本当に冷や汗ものの瞬間だったのを良く覚えている。これも中央アルプスのこと。
 話は脱線したけれども、きょうは中央アルプスの開山式。今年も素晴らしい山になりますよう。(5/26)



「雨の日」

 今日は午前中はぱらぱら、あるいは霧雨の感じであったけれども、午後はしっかりと雨降りの1日となった。日陰のしゃくやくを午前中に日向のところに移植をしておいた。この時期に移植をすることがいいのかどうか全く知らないけれども、これまであまり陽があたらないところだったために一度も花をつけたことがなかった。今度はというかもう来年は咲くのだろうか。それとゴーイングマイウェイという品種のジャーマンアイリスも鉢から地植えと移植。これも時期的によいのかどうかの知識なし。
 雪解けとともに咲き揃っていた福寿草はもうその姿もすっかり消して、来春のための地中活動に入り、今は地上では全く葉もその姿も消えてただの土状態になっている。これが福寿草の普通のサイクルであり、今日のあめもただの土面に降っているかたちであるけれども、地中では福寿草はしっかり水分を受けている。見えないところでの営みでもある。午後は本当にしっかりの降りであり、植物にとっては恵みの水になったのだろうか。(5/24)



「ジャストネットから」

 今日、仕事から帰ってきてメールチェックをしたところ、ジャストネット事業部の方からメールが届いており、この「南駒ヶ岳」をジャストネットの「今週のYourHomepage:第97回波乗賞」として5月22日号で紹介してくださるとのことだった。今日のところはまだ21日だから載っていないと思いますが、明日にはジャストネットのこのページに掲載されていると思いますのでどうぞご覧下さい。こうしてプロバイダーさんから紹介していただけることは勿論初めてだけれども、本当にありがたいことだ。1万ほどあるそうなジャストネットのホームページの中で目を向けていただけたことは感謝ばかりで。これからも少しずつではあっても成長してゆく「南駒ヶ岳」でありたいと思いつつ。(5/21)


「祈:”絆”ホームページ完成」

 この夏から秋に”絆(きずな)”というホームページがネットに載ることになりそうだ。
 この”絆”というホームページは、Hさんという女性が昨年ご長男を交通事故で亡くされ、そのお子さんがなくなる直前まで書き綴っていた詩をまとめたものを中心としたホームページになるそうだ。今このお母さんはその詩を多くの方々に読んで欲しいという願いの中で一生懸命ホームページ作りを勉強されている。少しずつHTMLファイルも出来始めている。このホームページ作製のためにmacパソコンも購入され、本も注文して意欲満々、この思いに向けて進んでおられる。
 この9月の一周忌までには完成する予定で勉強が始まった。何とか良いホームページが完成し、多くの方々の目に触れることになることを祈っております。

    秋へ

風の色が変わり
山の色が変わり
水の色が変わる頃

空が高くなっていく
遠くなっていく
色を空から
紅に変え
そして色を消していく

秋になると空の高さを
忘れそうになる時が多い

こうした多くの詩がネットで紹介されることになります。(5/19)


「五月の蝉」

 今日の一つ驚いたこと。五月の蝉を聞いた。
 飯島町と駒ヶ根市の境に「中田切川」という川があり、今日の午後に車でそこにかかる橋を渡ったところ、窓を開けた左からなんと蝉の鳴き声が聞こえてきた。聞き間違いかと一瞬疑ったけれども、やはりどうしても蝉の鳴き声以外ではない。駒ヶ根市での数分の用事を終えて再び飯島町に戻る時、もう一度さきほどの場所で注意深く走って聞いていこうと思いつつ車を走らせた。運良くまだ鳴いていて、やはり蝉の鳴き声に間違いがなかった。・・・・五月の蝉????・・・あまりというか殆ど聞いたことがない。ここのところのおかしな暑さに少々タイミングが早くなり地上に出てきてしまったものだろう。しかし今は、今日は5月の10日。なんとこんな時期にもう蝉の声が聞こえるとは。あまりにも早い夏の雰囲気の到来。(5/10)

「銀閣寺やぶつばき」

 家の前には「銀閣寺やぶつばき」という椿があり、先日までわずか2つの花を咲かせていた。まだまだ小さいものでもあり、そんなに咲くわけもない。ことわっておくけれども、勿論銀閣寺から無断で採ってきたわけではありません。これは通信販売など全国的にしている確か国華園だっただろうか、そこから取り寄せたもので、銀閣寺のあの門を入って右に歩いて行くときの左側に続く椿と全く同じものらしい。だから購入したので、普通の椿だったら買っていなかった。家のは全く大きくならないけれども、銀閣寺のあの椿と同じものをこうして離れたところで見られることはどこか嬉しいものがある。もう花は全て落ちて、新芽が出始めている。一方裏庭では今年も北海道の「蝦夷すずらん」がわずか花を咲かせてくれた。しかし何故か昨年よりも株の数は多いけれども花は少なくなってしまった。このすずらん、実は毒草でもあることはほんの数年前に知った。すずらんが毒草というのはあまり似合わないけれども仕方がない。(5/7)

「ソフトの勉強」

 Macromedia社の「FLASH2J」はこれまで難しい技術・高価なソフトを利用しなければ出来なかったコンテンツを簡単に安価に作製出来るというソフトであることはこれまで言われているところだったけれども、インストールはしてあってもなかなか利用する時間がなく、今日は久しぶりに本を手元に操作してみた。本当に面白いものが短時間でできてしまうことに驚いた。
 表紙の一番下に「おまけページ」という入り口がありますが、そのページがFLASH2Jで作製したあまりにも基本的なファイルです。これから時々時間のある中で操作していこうと思うのですが。また違ったものが出来たら、逐次載せていきます。
 また、WACOM社のホームタブレット「プレピオ」も接続してあるのだけれど、なにぶん絵が下手なので何を書いても使いものにならない。こんな時はどうしても本や、他の方の書いた絵を拝借するしかないのがなんとも残念だ。もっと絵のセンスがあったら・・・と今更思ってもどうしようもないけれども。(5/4)

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