ネットを見ていたら、昔なつかしいブロック崩しゲームの記事をみつけました。TVに映像を写すものをやってみたかった
ので作ってみました。
もともと、瀬戸口豊さんがトランジスタ技術1997年5月号で発表されたもので、ワンチップマイコン(PIC)とわずかな
部品で、TVゲームを実現したものです。(当時わたしは知りませんでした。)
今回は、これをAVR(2313)用に移植した小椋秀晴さんの製作を元に作りました。
http://homepage2.nifty.com/SEIDENSYA/AVR_PIC/AVR_PIC.htm
基本仕様、修正点
・基本的には、小椋さんのソースを流用。
・CPUは、手元にあり2313と同等以上で部品を減らすため内臓発信器付きのATtiny26Lを使用。
(内臓OSCは電圧・温度により周波数が変化するので、同期信号をチェックし内部発振周波数の補正が必要)
・パドルの表示位置を修正。(左を削り右に延ばし、ボールを正しく捕らえられるようにした)
・パドル位置検出をA/Dコンバータ入力に変更。
・ゲームスタートおよびリスタートを、パドル用ボリュームの下限(0V)で代用し、StartSW省略。
(スタートおよびゲームオーバー後は、ハイスコア・プレイヤスコアを繰返し表示し上記操作を待つ。)
ソースの中身はほとんど理解できていませんが、白黒とはいえこれだけでTVに映像が写せ遊べるなんて感動ものです。
画面に若干乱れがある。内臓OSC周波数がおかしいのか、ライン毎同期の微調整が必要か?
→ 画面の乱れは、タイミングのせいではなかった。信号線をシールド線にしたらだいぶ改善された。
何かのおまけでもらったハンドマッサージ器(モータでバイブするやつ)に納めた。ピンジャックコネクタは、さすがに収納できなかった
ので、直接ピンコードを出すようにした。
単三2本の収納部はそのまま流用でき、形も手にフィットします。
何回かやっていて気づいたバグと思われる点 (ひまを見て直したい)
・右上隅付近にボールが行くと、ボールが消えることがある。(パドルは動くがボールが表示されなくなる)
・パドルが左端にあっても、ボールが左下隅にある角度(45度程度)で飛んでくると、反射できずミスになる。