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以前使っていてインクノズルが不調(純正以外の補充インクが原因?)となり、
押入れで眠っていたプリンタBJC-600Jを分解して処分したとき取り出した、使えそ
うな部品です。
モータ
モータは、3台使用されていました。
一つは、プリンタヘッドを左右に移動させるDCモータです。(右上)
DC5Vで駆動しました。かなり高トルクです。
二つめは、用紙給紙用のステッピングモータです。(左上)
三つめは、インクをプリンタヘッドに送り込むポンプ(と思われる?)を駆動するステッピング
モータです。
2つのステッピングモータは、自作の制御回路で駆動できました。
フォトインタラプタ
用紙の有無、ヘッドの位置確認用のフォトインタラプタが、4個ありました。
液晶表示器
最後に液晶表示器です。表示量は、1行x16文字。
どんな制御をしているか見当もつかないが、とりあえずドライバLSIのデータシートを
探して見てみた。 ドライバLSI JRC NJU6408BF
データシートを見ると、秋月等で売っているSC1602BSに使われているHD44780Uとコンパチ
ブルであることが分かり、これなら使えると確信した。ただ、表示装置としては若干相違
がある。以下に今回の表示装置(以下JRCLCD)とSC1602BSの違いを書く。
ピン配置:ともに14本であるがVDDとVSSが逆(1番と2番)でありJRCLCDは1番が
VSS(写真赤線)、2番がVDDである。(3-14番は相違はない)
表示アドレス:ドライバLSIでは違いは無いが、表示装置との組み方が異なる。
今回双方のデータシートをよく見て分かったが、どちらのドライバLSI単独では
1行x8文字or2行x8文字しか表示できない。それを16文字にするには
@拡張ドライバLSIの追加(最大1行モードで80文字まで)
A2桁めの8文字を1行めの後に配置し使用(16文字まで)
がある。
SC1602BSは、1行の9文字以降も連続したアドレスで処理できるので@の方式と
思われる。 2行表示時のアドレス 1行目:$00-$0F、2行目:$40-$4F
一方、JRCLCDは基板を見る限りドライバLSI以外のLSIはないのでAの方式と
考えた。
これを踏まえ、テスト表示をさせてみた。
CPUは、2313を使用し4ビットインターフェイスで既存のSC1602BS用の制御ソフトで実行した。
やはり、1行モードでは8文字しか表示されない。2行モードにすると9文字以降も表示
された。 アドレス 1-8文字:$00-$07、9-16文字:$40-$47
ブレッドボードにて試験した様子
AVRその他製作例
以下は以前に作成しハードディスクが壊れデータ(回路図・ソース)がないもの
です。
DCモータPMW制御回路
(AVR4414使用)
PWM制御は、CPUのタイマ/カウンタのPWM動作をそのまま使いモータにかかる電圧波形
(パルス幅)を替え速度制御します。
周波数カウンタで、フォトインタラプタを使い円盤(CD)にある黒テープの有無でパルスに替え
モータの回転数を表示させます。
メッセージ棒
(AVR1200使用)
一列のLEDを順番に光らせ、棒を振ることにより残像でメッセージが見えるやつです。(“コンニチワ”と表示)
LEDを光らせるタイミングだけを考えるだけのものです。
メッセージがうまく見えるために、スピード調整用のボタンをつけました。
ルーレット
(AVR1200使用)
デジタルICを使った回路を、AVRマイコンに置き換えてみました。
二色LEDを19個使用して38種類表示(一般的なルーレット)
音は4kHzピィッ、ピィッと鳴る(少し前の自販機のルーレット音のような感じ)