液晶プロジェクタの製作2 液晶プロジェクタの製作 ホームへ戻る
今年正月の某家電店で、エプソンの液晶プロジェクタとスクリーンのセットが、約13万円で売られておりデモをしていました。
やはり、自作と製品の画像の差は大きく、思わず買いたい誘惑にかられました。しかし、すぐ製品に手を出すのも面白くない
ので、もう少し頑張ってみようと、手を加えることにしました。
改善点
@明るさ不足を解消
ハロゲン電球を、75W→85W(消費電力)に変更(ホームセンターで2300円程度)
A フレネルレンズ
試行錯誤の結果、3倍のもの2枚重を1枚に変更し、画面から少し離した。 レンズの模様が消えきれいになった。
B液晶パネルの変更
秋月の液晶は、STNで残像が残り、色むらがあるので、いいものがないかネットで探し、オークションに出店しているショップ
に、東芝製の5インチTFTが6980円というものがあったので、これを買うことにしました。
画像がきれいそうだし、直接取引きで、コネクタおよびリボンケーブルをサービスしてくれので、決めました。
画像の見本
リボンケーブルの配線ピッチは、1mmなので直接はんだ付けが出来ないないので、変換基板を用意してそこに、調整用のボリュー
ムやジャンパー線を付けたり、電源やビデオ信号線の接続をしました。(部品代1000円程度)
内部写真
ハロゲンランプが、一回り大きくなった。液晶パネルは、基板を横にひらいて固定し右下に、明るさ等の調整を行うボリューム(黄色)
がある。ビデオ信号ケーブルは、市販では短い割りに高価なので、5mものを自作(右下隅)
投影映像(40インチ程度)
やはり、色具合や画像の細やかさは格段に向上しました。デジカメのピントが少し甘く、また色調整がちょっと濃いめです。
70インチぐらいに拡大しても、結構きれいです。
自作ではほぼ限界だと思ってます。(自己採点95点、あとは投影レンズの精度を上げるくらいかな。)