パソコンを水冷にしました

前に秋葉で見たとき、誰がこんな危険なことをするのか気が知れなかったのですが、静寂性がうたわれていたので、ちょっと興味があってやってみました(´д`;)
2005/1
画像はクリックすると大きく見れます

 まずはじめに付いてたものから。
これはギガバイトのCPUファン。こいつも意外と静かで冷えましたよ♪ 改造して温度制御式にしましたが(爆)

 ドライブC:、D:。 C:に使用しているIBMはあまり熱くなりませんが、D:に使ってるシーゲイトのHDDは結構熱を持ちます。
 なぜか下のドライブが特製スペーサーで一段下げてありますが、あれはHDD用ファンを付けている為です。

 結構問題になってた5インチ用HDDファン付きアダプタ。
 このファンは耐久性に問題ありです!!ヽ( `Д´)ノ 制御無しで12v直に回していると半年で寿命です(ゴロゴロ言い出す)

 このファンもフィルターを付けてました。

 もう3年くらい前のIBMと1年前のシーゲイトHDDは何故か五月蝿い!IBMはそんなんではないですが、シーゲイトは高周波ノイズが・・・(´Д`ミ´д`)
 しかも、無アクセス時に嫌な音がする・・・。 これを解消するために、一応防音壁を製作してみました! 水冷はこういう芸当ができるから面白い!!
 製作してみて、だいぶ静かになった感じです♪

 早速導入〜♪
 ケーブルのまとめ、HDD取り付けして、CPUの冷却部の取り付けをしてたところ、一本ネジが入らないのが出てきて、「( ̄□ ̄;)ハァ??何これ? 非良品じゃん!」ってな感じで力強く締めてったら、「パキッ」「おい! 折れやがった!Σ( ̄□ ̄;)!!」
最悪です!!ねじ切れました。10秒ほど呆然したあと、このままでもしょうがないから代わりのネジでもぶち込むかと気分一変。 でも折れたのは写真のネジ部の半分くらいからで、後半分は使えたのでそのまま使用しました。折れたネジも上手くドリルの刃に巻きついてくれて助かりました!写真はAMD K8用のネジ。

 PC本体の方は導入完了です!
 ツインディスクの方は、スペースに入らないため、下にじかに置きました。静電気防止の為、アーシングもしました
 チューブですが、付属してきたチューブでは寸法が足りず色々検討した結果、カクイチチューブのインダスcsというチューブにしました! このチューブは最高使用温度は判りませんが耐久性、耐圧性もあったのでこれにしました。三洋化成のチューブも検討しましたが、このcsチューブの仕様表には35度での実験が施されていたのでこちらに決定しました。
 ネットでチューブを短くすると水流抵抗が少なくなるから冷えて、切った方が良いと書かれてあるのもありましたが、結局冷却はラジエター部が主なので水流があっても冷えるものではないと思います。逆に長い方がその間のチューブで、いくらか放熱されるので、水流がある程度確保できれば、長い方が良いと思います。

 さて、それでも一回アクアゲートに専用水をいれてチューブをループして動かしてみますか・・・と、動かしてみた所、
「なにこれ?? 漏れてるよ!!Σ( ̄∇ ̄|||!」
最悪です! ただの循環だけなのに、水漏れしてました・・・_| ̄|○
こんなんじゃあ、温度が上がって水圧が上がったときにはじゃんじゃん漏れです。大体、精密機械用なのに、リベット留めとは何事ですか!!ヽ( `Д´)ノプンスカ だからカバーは精度が出てるのに本体が歪んでてネジがキツかったり、水を入れるキャップ部とカバーが接触したりしてます。これだから外国製は・・・( ̄ε ̄@)ブツブツ
 結局漏れはタンクからポンプへ行くシリコンチューブで、ホンプとタンクの位置がズレてました。パイプの止め具も写真にあるようにかしめて止めるタイプで、それも斜めになってて全然締まってなかったです。他の所はちゃんとバンドなんですよ!! ポンプ側はシール材で漏れ止めしてあったので漏れはありませんでした。これで溶接部からの水漏れだったら死んでましたよ!(´д`;)
 で、ちゃんとバンドタイプのものと交換。バンドタイプも、パイプと接触する部分は凹凸があったりしたて、シリコンチューブの肉厚も薄かったので、バンドとシリコンの間には薄い銅の板を巻きつけました。これで、水漏れもストップ♪
 これにはどれだけ初期不良で返品しようか迷いましたよ( ̄▽ ̄;)
 交換するにしろ、時間がかかるからやめました。

 他にも欠点がありました。
 場所はこのファン自体。一応COOLER MASTERのファンでボールベアリング仕様みたいなんですが、このベアリングの精度が悪いのか、設定を1(2000rpm)に設定しても、「ゴロゴロゴロゴロ」って異音がしてました( ̄∇ ̄|||!
「へ〜、23デシベルってこんなに五月蝿いんだ〜( ̄▽ ̄;) COOLER MASTERは買わん方がいいな」と感心しちゃいましたよ!
結局、このファンも交換。網も付けたかったので。
 大体取説も、一応日本語で導入方法が書かれていますが、その取説には注意書きが一つも載ってないってどういうこと?? 唯一、専用冷却水にcautionマークが載ってるのですが、英語じゃ何書いてあるか分かりません!ヽ(  ̄▽ ̄)ノ

 家にもファンが幾つもありましたが、パルス出力つきのは一つもなかったので結局購入。で、買ってきたのが、ENTER MAXのファン。温度制御付き。
こいつは回転を落としても静かでした!ただ、12v時に回転制御されてるため、設定を1(6v駆動)にすると止ってしまうみたいです。今の所、このファンで動かしていますが、温度制御付でない方が良いかもしれません。(PC起動時にファンが回転していないと警告音がなります)

 黄色い線はなんだろう??と実験台になたファン達(爆
 ノーマルファンもパルス信号出力の回路が構成されていますが、ICチップが違うみたいです。

 完成したアクアゲートです! ファン、網、防塵フィルターを付けて完成です。網はフィルターの巻き込み防止用なのです!

 子機に導入して完成です!
今の所支障は出てないみたいです。今は冬なので起動時の温度は10℃〜20℃前後。待機時は31℃くらい。MAXは39℃まで逝きました。結局、部屋の温度よりは下がらない理論なので、部屋が寒ければ、温度も下がるみたいです。

 水冷化とは違いますが、昔、裏板が振動したため、スポンジ生地を貼り付けたのを思い出し、写真に撮りました。結局、振動には押さえる(固定)のが一番です!
効果として、水冷化は微妙な線です。私のPCは水冷化しても多少しか静かになりませんでした。結局、全てのファンは個別に回転制御してて、ノイズも耳で確かめて設定しているため、ファンレス、HDDのノイズ軽減になった事以外は特権はなかったですね。第一、電源のトランスの唸りの方が五月蝿いです。(;´▽`A`` 水温自体もファン設定を1にして激しい処理をすると、温度はぐいぐい上がります。 アクアゲート自体も、これだけ欠点があると買うに値するか微妙です。まあハズレを引いた可能性は“大”ですが・・・(´д`;)

注意:私は改造するのが好きなので、初期不良でも直して使いますが、素人の方は絶対返品をお勧めします! 分解したら再起不能になりますので!!