和知野川をカヌーで下る!
和知野水力発電所放流口から天竜川合流部まで
   
   

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スタート
   発電所放流口の少し上流の河原入り口です。ソロツーリングを行ったのでカヌーを木陰に置いて、独りで回送を済ませました。初めてのソロツーリングがここから始まります!一回も下ったことのない和知野川、なにかドキドキします。
(河原入り口の写真更新、左側が河原入り口です。平成17年4月9日)

          平成16年4月24日  


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発電所放流口上流
 発電所放流口の少し上流です。ここから下り始めます。水がきれいですね。ここはプールになっています。準備運動に好都合です。ただし、このプールから発電所放流口までは水がありません。普段はチョロチョロと流れる程度です。カヌーに乗り込み下ることは無理そうです。発電所放流口付近まで移動しましょう!    


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発電所放流口
   発電所放流口付近です。この手前からカヌーに乗り込み下り始めます。発電所の放流口に近寄り過ぎるのは危険です。放流口とはある程度の距離を保ちましょう。安全第一です。初心者の方が下る時は放流口に対して、出来るだけ離れて通過しましょう!

(写真更新、平成17年7月2日)  


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橋(名称不明)
 発電所放流口の下流、ほんのすぐ横隣に位置する橋です。
橋の下流側からは河原に降りることが出来ます。ここからスタートしても良いでしょう。  
 


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橋の下流
   4の橋を通過すると流れが左に大きく曲ります。カーブを描いるところに注意です。短い瀬になっています。  


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橋の下流の瀬
 短い瀬を真上から見ています。水位が低い時は石がゴロゴロしているので気をつけましょう。    


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穏やかな流れ
   先ほどの瀬の下流です。  


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小さな瀬、平常時
 穏やかな流れが続きます。流れがところどころで分岐合流します。流れが太い方を選んで下れば間違いは少ないはずです。瀬がいくつか出てきます。ダウンストリームVなので、中央を下るのが基本です。    


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小さな瀬、増水時
 梅雨時の合間に下った時の画像です。和知野にしては結構迫力があるのではないでしょうか。
     (平成17年7月2日のお昼頃)  
 


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和知野川と平行に走る道
   和知野川に沿って走る道はとても細いです。すれ違いなんておそらく無理です。この画像のように待避所があります。スピードは控えめに、対向車を警戒しましょう!安全運転をお願いします。  


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右上、左下、右下の画像のように、穏やかな流れが続きます。ところどころ、浅い部分があります。ライニングダウンが必要になると思います。楽しく、無難に行きましょう!

   


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大蛇の瀬
   大蛇橋のすぐ脇です。ここにも小さな瀬があります。画像の中央奥に確認が難しいかも知れませんが、それっぽいものがあります。 少し遊べそうなポイントです。  


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大蛇橋下流
 大蛇橋の少し下流です。流れの右側が切り立った岩場で、水面下がアンダーカットのようになっています。平常水位でしたら問題はないと思います。増水時にはアンダーカットは捕まると嫌らしいし、大変危険です。危なそうなので、左寄りにルートを取りましょう!    


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素晴らしい景色
    雲一つない青空、新緑の緑が映えます。風は極めて穏やか。やさしく頬を撫でてくれました。  


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右上、左下、右下の画像のように、穏やかな流れがさらに続きます。ところどころ、浅い部分があります。ライニングダウンが必要になると思います。楽しく、無難に行きましょう!

   


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右上、左下、右下の画像のように、穏やかな流れがまだまだ続きます。ここまで下ると嫌らしい流れや危険な箇所はほとんど見当たりません。

   


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和知野川キャンプ場
  和知野川キャンプ場です。ハイシーズンはとても混雑します。それ以外の時期は 閑散としています。ゴール適地です。  


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護岸工事
 キャンプ場の下流で護岸工事を行っていました。

平成16年7月18日時点では、ほぼ、護岸工事は終了していました。
平成19年6月3日、この場所の護岸工事は全て完了しています。今はこのようになっています。
(画像と情報を更新、平成19年6月10日)  

 


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合流部手前
  橋の辺りで天竜川と合流します。天竜川の支流の一つ和知野川はここで天竜川本流の流れに加わり、静岡を経て、大平洋へと出ます。

(画像を更新、平成19年6月10日)  


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ゴール
 天竜川に入り、少しだけ漕いで下りました。場所はJR飯田線為栗駅(してぐり駅)付近です。車は通行禁止の吊り橋がかかっています。吊り橋の脇には駐車場所があります。5台ほど停めれそうな広さです。画像の右奥の川は万古川です。吊り橋手前の右岸で上陸になります。上陸場所から駐車場所まで少し歩きます。
下った距離は約3キロ。時間にして1時間ほどでした。  
 


ご 注 意 !

阿南町を流れ天龍村で天竜川へ合流する和知野川は、とてもきれいな流れです。 穏やかな流れなので、浮き輪やシットオンでも下ってみたいものです。  危険な流れや嫌らしい流れは数カ所しかありません。初心者にやさしい川です。数カ所、水位が低くなるのでライニングダウンかポーテージを選んで下さい。下り始める場所は発電所の放水口から天竜川合流部までが適しています。距離はおよそ2.5キロ。漕いで下れば30分といったところでしょうか。
 注意しなければならないのはスタート地点に車を停める場所がないことです。駐車場所は発電所の放水口からさらに100mほど(推測)上のところに一ケ所あります。狭いので車を停める場合は、他の運転者の方に迷惑にならないようにお願いします。くれぐれも節度ある行動で、マナーを守って下さい。
 あと、問題が二つあります。まず一つ。スタート地点の発電所放水口まで距離があります。下れるだけの水量があれば問題はないのですが、おそらく水はありません。雨が降れば別ですが、普段、放水口まではほとんど水がないと思います。ライニングダウンなどでがんばってスタート地点へ100m(推測)ほど移動して下さい。  もう一つは、もし発電所の放水が止まったとすると、水量が足りませんし、下れません。常時放水口から水が出ていればいいのですが、これは中電に尋ねてみないとわかりません。
 最後にもう一つ。発電所までの道はとても狭いので対向車や運転に気をつけて下さい。また、簡単にカヌーを浮かべて流れることが出来る遊び場です。でも、川を下る際はヘルメットやライフジャケットの装備をお忘れなく! 


 
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