イベントのお知らせ
ネパールを知る講座 No.2 「ネパールのカースト制度と民族
2025年3月9日 午前11時から
講師 ネパールライブラリー館長 伊藤ゆき博士
会費 1500円(ネパールの民族料理つき)
申し込み ネパールライブラリー 古畑 庸博
Tel 090-1860-9677
又は
E-mail tunehirof@hotmail.com
第二回ネパールライブラリー 世界ウィメンズデー 協力:ネパールライブラリー事務局
シェフ・Bikramビ ク ラ ムVaidyaヴァイディヤ氏 初来日、出版記念企画
The Mystic Kitchens of Nepal(ネパールの神秘的なキッチン) 』
ネパールでは、竈(かまど)の前の土間に座ってお母さん
が家族のお腹を満たす料理を作ってきました。厳しい気候の
地域や電気の無かった時代、保存食や発酵食が受け継が
れ、130 以上もの多民族が、仏教やヒンドゥー教、祖霊信仰
やアニメズムまで、儀礼を通し食に意味を持たせてきました。
今回は、ビクラム氏
のライフ・ヒストリーを
辿りつつ、ネパールの
神秘的なキッチンを覗
いてみましょう。
Bikram Vaidya ―― シェフ・料理講師・作家・実業家/オレゴン州在住
ネパール・カトマンドゥで、文明を開花させた先住民族ネワールの職業カーストで医師・薬剤師を担う
名門ヴァイディヤ家に生まれる。家族の反対を押し切って食の世界へ飛び込み渡米。のちに世界的著名な
料理学校ル・コルドン・ブルーでも教鞭をとった。現在、オレゴン州料理学校の創設講師として、多くの
アメリカ人へ料理を指導している。
そして 2024 年 11 月、約 5 年の歳月を費やしネパールの様々な地域や民族の調理法・食文化のフィール
ドワークをおこない、これまでになかった重厚な著書『The Mystic Kitchens of Nepal(ネパールの神秘的
キッチン) 』の発行という快挙を成し得て、数々の賞に輝く。『The Mystic Kitchens of Nepal 』にはネ
パールにおける古代から現代の伝統のルーツを辿った多民族・多文化国家ネパールの食文化の豊かさが記
されていると同時に 140 ものレシピか特集されている。
岡本真宥 —— Bikram Vaidya 氏来日企画・コーディネート。ネパール舞踊研究家、和光大学で教鞭
をとる。天台宗僧侶。ネパール語通訳・翻訳者。ネパール密教行舞チャルヤー・ヌリテャ導師
●日時:3月8日(土) 14:15~17:00(受付14:00)
●会場:ポカラ・キッチン(ネパールライブラリー階下) 駒ヶ根駅を背に前商店街直進 150m 左側
●内容:ビクラム氏のお話を聞きつつ、調理していただきながら伝統ネパール料理アイテムやテクを
伝授。参加いただける部分は皆さんにも体験していただきます。最後に会食します。
●参加費:4,000円(シェフ・ビクラム氏の調理食事代込み)*ドリンクは別途ポカラ・キッチンへ
●食材の準備のため、完全予約制。密を避けるため定員15名になり次第締め切ります。
【ご予約・お問合せ】 Nritya Mandala Japan(ネパール密教チャルヤー・ヌリテャ協会日本支部)
TEL: 080-5072-2627(岡本) / E-mail: yukomandala@gmail.com
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シュリ・パンチャミ祭のお知らせ
名古屋のManu Thapa氏よりGRAND OPENINGのポスターが届きました。
名古屋にお住まいの方には朗報です。
第1回 ネパールライブラリーシンポジュム
駒ケ根とネパールの共生を話し合う会
日時 2025年1月19日(日) 13:00~15:00
場所 ネパールライブラリ ネパールレストラン「ポカラキッチン」2階
会費 無料
内容
駒ケ根市の現状
日本では、少子高齢化と人口減少による労働人口の減少に対処するため、
入管法(出入国管理および難民認定法)が改正され、専門職ばかりでなく、人材不足
が厳しい業種に限って外国人単純労働者の雇用が可能となりました。在留
資格は最長5年で配偶者や子の帯同も可能になりました。また、留学生は
週28時間以内のアルバイトが可能になりました。駒ヶ根市の外国籍人口は、
2015年調査で440人でしたが、2020年は552人で112人増加し増加傾向
にあります。
★外国人とともに生きる 多文化共生の町駒ケ根
駒ヶ根市はネパールのポカラ市と姉妹都市提携をし、長年「多文化共生」に
取り組んできた市です。「地球人ネットワークinこまがね」による日本語教室やJICAの国際フェスティバルなど、市民レベルから多文化共生意識が浸透して
います。いずれ多くの外国人労働者の受け入れが必要になると思われます
が、特定技能外国人労働者として人気のあるネパール人が、駒ケ根で働き、
あるいは留学するようになった時を想定して、どのようなメリット、デメリットが
あるのか知っておくことは大切です。
ネパール側と日本側の双方から歩み寄り、共に暮らし、双方にメリットをもたら
すには、どのような準備が必要か、真の共生とは何なのか、5人の方々から
経験談と問題提起を戴き、皆様とともに率直な声で話し合ってみましょう。
★お話いただく方
1. ジギャン K. タパ氏: かながわ国際交流財団職員。ネパール大使館公認通訳。NHK他多くのTV番組に出演。留学生として来日して27年。日本社会に溶け込みながらネパール人社会との融和に力強い活動を行っている。今年、来日ネパール人労働者と学生の指導書として「Japan」を発刊。https://www.youthleader.or.jp/youth-awards/interview1/
2. 熊谷仁志氏: 社会福祉法人一陽会専務理事。飯田市の介護施設でネパール人介護士を雇用。雇用する側からの経験と
アドヴァイスをお話をいただく。
3. 長谷川 隆氏: 太陽(外国人就労、留学コンサルティング)代表。元海外青年協力隊ネパール隊員。外国人労働者争奪戦
の状況をお話いただく。
4. ギリ ケサラ氏: 駒ヶ根駅前の「ポカラキッチン」はじめ9店のネパールレストランを経営。在日30年の経験から、雇用する
際の注意点、メリットとデメリットについて実体験をお話いただく。
5. プラカッシュ ダカール氏: 首都カトマンズから遠く離れたチトワンから日本に留学(出稼ぎ)。専門学校で出会ったベトナム人女性と結婚し、配送会社勤務。現在、日本に帰化申請中。
司会 伊藤ゆき: ネパールライブラリー館長。元埼玉大学特任教授。さいたま市日本語指導員。
イベント予告
3月9日(日)午前11時から
ネパールのカースト制度と民族
講師 ネパールライブラリー館長 伊藤ゆき博士
会費 1500円(ネパール民族料理つき)
3月8日(土)
ほんとうのネパール料理とは!」
特別料理人:ネパール民族料理研究家 ビクラム氏
通訳・解説者:岡本有子氏(和光大学非常勤講師。比叡山延暦寺天台宗尼僧。古代ネパール密教行舞導師)
ネパールには100以上の民族が共存しています。アメリカで初めてのネパール料理学校を設立して成功した
ビクラム氏が、ネパールの民族を訪ね歩いて研究したネパールの奥深い食文化を語ります。
また、調理方法やスパイスの使い方などを教えて下さいます。
「インネパ料理」ではない、ほんとうのネパール料理を楽しんでください!
参加申し込み メール tsunehirof@hotmail.com 090-1860-9677
参加費用:3500円(ランチ料金込み)
終わったイベント
2月15日(土) 駒ケ根市主催 第4回 駒ケ根フォーラム
テーマ:「ローカル地域における外国人人材の受入」
(メリット、デメリット、課題、事業の波及効果)
特別講演 Dr. D.B.スベディ駐日ネパール全権大使
ファシリテーター: 木村 卓三郎氏(JICA駒ヶ根青年海外協力隊訓練所所長)
パネリスト: 窪田雅則氏(窪田建設社長)、
安部晋弘氏(地球人ネットワーク 交流部長)
伊藤ゆき氏(ネパールライブラリー館長 元埼玉大学特任教授)
ギリ ケサラ氏(ネパールレストラン経営者)
2月9日(日)シュリパンチャミ祭
第1回 ネパールライブラリーシンポジュム
駒ケ根とネパールの共生を話し合う会を開催しました。
日時 2025年1月19日(日) 13:00~15:00
場所 ネパールライブラリ ネパールレストラン「ポカラキッチン」2階
参加者 参加者が多くネパールライブラリの室内に入りきらず、出入りがありましたので正確に人数を把握していませんが、全参加者は40名から50名ほどでした。