☆☆北 方 旅 行 会☆☆

知多半島『海鮮料理』の旅(平成13年7月14日)


今年は梅雨らしい雨が降らず天気予報は連日晴か曇り、予報通り快晴の旅行日和となり、朝六時少し前、源座沢宅脇に止められたバスに集合した。
総員16名のうち体調不調や家事都合で4人参加出来ず、運転手を含めて13人で知多半島の先端を目指して出発した。
今年は伍長が参加できずリーダー不在でどうなることかと心配であったが、このグループにはすばらしい旅行案内人とお抱え運転手が居る。
バスに乗り込んだ大半の人は何処を通って何処へ連れて行かれるか知らないのであるが、二人が居る限り安心である。

飯沼を出て最初に立ち寄ったのは田島のサークルK、朝食と冷たい飲み物を買い込んだ。
おにぎりと缶ビールが配られると車内は急に賑やかになった。 バスは松川ICから西へ向かう。途中内津峠(ウツツトウゲ)PAで小休止して小牧ICで下り、名古屋高速から南知多道路をひた走る。
半田常滑ICで一般道へ下り田園地帯を走る。市街地に来たなと思っていたらバスは駐車場に入った。そこは常滑焼の展示即売のヤマタネであった。 大小のたぬきの焼き物が一行を迎えてくれた。

30分ほど買い物を楽しんで出発したが師崎(モロザキ)に予定より早く着きすぎるとのことで寄り道することになった。寄り道先はえびせんの里である。
えびせんは好物であるが知多半島の産物とは知らなかった。大きな倉庫見たいな建物の中へ入るといろいろなえびせんが山と積まれ、それぞれに 試食品が置いてある。試食はただであるから、一枚を口にしては次々品定めをして一廻りする。 甘いもの辛いもの色々あって口やのどがおかしくなってきた。
お土産のえびせんを買って見回すと奥の方にコーヒーの無料コーナが有った。早速のどを潤すことにした。

道路の反対側に大きな温室があり、周りの人につられて入ってみると、そこにはいろいろなホークシャの花が咲いていた。

再び南知多道路へ戻り半島の先端を目指す。師崎港フェリー乗り場の駐車場でバスから降り、日間賀(ヒマカ)島への渡し船乗り場へ急ぐ。しばらくすると「ホクホウ旅行会の皆様は・・・」の案内放送が流れる。みんな自分たちのことと理解し桟橋へ向かう。船に乗り込んで驚いた。あれっ、貸し切りだ。
それぞれ好き勝手に座席に着くと船は2キロほど先の島を目指して動きだした。船はバスより大きいが30人乗り位で全員前方客室の座席に陣取った。
ご一行様の中の一人はつい職業意識が出てしまうらしく窓から見える風景の説明を始める。なんの説明かは定かではないが、どことなくリラックスしていて心は数十年前に戻っているようであった。
左舷の座席はなぜか殿方ばかり。しかし、客室は狭いので案内人の説明は聞き取れる。そこには少年に戻った笑顔があった。
海はこれ以上望めないほど凪いでた。でも港の防波堤の外では結構波が高い。ときどき舳先に近い船底を波が叩く。バシッと云う音と振動は不気味で 不安さえ感じさせた。
船は10分足らずで日間賀島の桟橋に着いた。そこは人に出会うことが殆どない山里の飯沼とは大違いで、色鮮やかなビーチウェアのお姉さんが闊歩 する別世界であった。

水着売場のショーウインドウから抜け出して来たような姿を目で追いながら5分ほど歩くと最終目的地のいすず館に着いた。 入り口には北方旅行会様と書かれた札が掲げられている。
案内された2階和室にはご当地自慢の海鮮料理が準備されて居り、 みんなが座って乾杯していると大きなゆで蛸がテーブルに運ばれてきた。
蛸は頭に足が8本付いていて取れたままの姿である。さあ、どうやって食べるのかと思いきや、仲居さんが大きなハサミを持ってきてジョキジョキと 切り分け配ってくれた。これが薄い塩味で柔らかく旨い。
あまりのおいしさに一時会話が途絶えた。常ひごろ包丁が苦手な輩はハサミなら扱えるとばかり、ハサミを持って大皿に残った蛸の足の試し切りに 挑んだ。
以外によく切れる。ジョキジョキ切っては自分の取り皿へ運んだ。ほかに蛸のしゃぶしゃぶ、蛸飯、鯛の生き造り、カマスの塩焼き等々海の幸で 胃袋を満たした。その後も飲んだり食べたりり入浴したりして時を過ごす。
窓から防潮堤越しに見える浜辺は、真夏の太陽の下で色とりどりのパラソルとビーチウェアーの花が咲いていた。

 ゆったりと海鮮料理を堪能したところで帰途につく。渡し船の桟橋で待っていると「キタカタ旅行会のご一行様・・・」とのアナウンスが聞こえる。それに 導かれて渡し船に乗り込み、日間賀島から対岸の知多半島へ戻る。

 バスは師崎港の駐車場を出て15分ほど海岸沿いに走り豊浜港と思われる波止場の近くで止まった。海産物の販売所である。小一時間掛けて品定め して、それぞれ思い思いの土産品を買い込んだ。バスのトランクへはそれぞれ袋毎に名前を書き記して積み込んだ。

 南知多道路に戻り中央高速松川IC目指してひた走る。途中で、あれっ、四日市へ向かって走っている。予定外ではあるが名古屋中心街をバス散歩した。その頃名ガイドはバスの最前部の席でプロにしか出来ない身のこなしでお休み中であった。お疲れさま!

 名古屋高速に戻って小牧ICから東名に入り、中央高速のPAで小休止して、松川ICへまだ明るい内に着いた。
 松川へ戻ったと云っても、これで旅行が終わった訳ではない。丁度祇園祭の松川町の中華料理店で夕食を食べる。生ビール、紹興酒とまあよく飲む 衆だ。餃子、ラーメンとまあよく食べる衆だ。北方(キタホウ)の衆は何事も旺盛でまとまって居る。 テーブル上の飲めるものすべてを飲み乾し、食べるのすべてを食べ尽くして中華料理店を出た。