新MP3player製作(自作編:実用機) H15.8.24update
プロトタイプの製作を踏まえ、実用機を作りました。
SWは上蓋に固定、直接おせないのでLED(頭のみ)を介し操作(当然光りません)
高さ上Easymp3のC9・C5は裏向き取付た(ヘッダーピンを上向きにすればよかった後で気付く)
SDカード挿入口、距離が少し遠くPushしにくい(設計ミス)
裏面:左端がDC/DC(既存の変換基板をつなぎ合わせて使用した、基板がやたらでかくなった)
汚い配線で恐縮です
プロタイプからの変更点
・電源をバッテリ+DC/DC(Texas:TPS60200 1.6-3.6⇒3.3V、100mA)
TPS60200はピンピッチが0.5mm、私の腕では変換基板がないと直接半田付は無理(1つ壊した)
これに伴い、バッテリ電圧チェック回路追加(常時監視&曲間に表示)
・SD専用ソケットを使用(HIROSE:HR845CT)
push_in、push_outタイプ、やはり専用ソケットはいい
・ポーズモード追加
stopキー兼用(150+α ms以下:ポーズ、それ以上:停止)
・携帯できるようにケース(秋月SK−16:110x70x32)に収めた
ポータブルというには大きすぎますが、スペース的にちょうどいい、加工はいまいち
・細かいバグ修正
まだ、若干あり?
仕 様
項 目 仕 様 概 要 CPU Atmel ATMEGA8 デコーダ・DAC・DSP VS1001k(EasyMP3を使用) 対応フォーマット 記録媒体 SD(MMC)カード、MMC
SPIモード使用、BUFFALO製RSDC(128MB)にて動作確認 FAT16のみ対応・ロングネーム(VFAT)対応・ルートデレクトリのMP3ファイルを演奏、データはパソコン等でメディアに転送しそれを使用 表示装置 SC1602BS(16x2)ID3TagV1情報を用いタイトル・アーティストおよびボリューム、演奏時間、バッテリ電圧を表示 エラー表示:SDカード異常、FAT異常、MP3ファイル異常、バッテリ低下 電源電圧が3.3Vのため、表示器駆動電圧チャージポンプ回路で作成(chanさんの回路) 操作SW 電 源 単三x2本(アルカリorNi-MH) DC/DCにて3.3V、消費電流70mA強(at128kbps)
バッテリ電圧約2.0Vでシャットドウン、アルカリ電池2本使用で計算上10数時間連続使用可 7000Jx2/(2.8x0.075)/3600*0.9≒16.7h ∵電池容量7000J chanさん試験結果より ソース・回路図
MPEG 1& 2 Layer-3,
Layer-3の2.5拡張、VBR対応全てのサンプルレート、ビットレートに対応、 最大256kbpsで動作確認
電源入&再生、停止/電源切&ポーズ、1曲先送、1曲戻し、ボリューム上げ、下げの6ボタン
ソース:約2000ワード、回路図
課題
・非常にまれではあるが、再スタート時固まってしまうことがある。対策として、Vol-キーを押しながら起動すると初期化し
1曲め頭から演奏させる。(調査中、8/17一部修正)
・演奏時ノイズが重畳している。(プロトタイプでは当初気づかなかったが同じ) 無音またはごく小音量部でかすかに聞こえる
程度で、結構高い周波数のノイズが連続的に出ている。通常聞いている範囲では(音楽そのものや周囲の音で)、まったく
問題ないが気にしだすと気になる。原因(発生源)不明。
電源(DC/DC)問題なし、LCDでもない、ポーズ時には完全に消えるのでSDorVS1001kとの通信か?
電源のVCC・GNDをあまり気にせずに引き回している点やパスコン不足も考えられる。EasyMP3基板も小型化したいので
VS1001Kを単品購入し、全般的作り直してみよう。(3号機製作中・・・8/24追記)
追伸:アルカリ電池(パナソニック)結構持ちますね。試作機の時からのソース書き込みを含めると連続ではないがもう30時間近く
使っていますがまだ持ってます。