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9.赤いポットと壷

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アクリル F6サイズ(410mm×318mm)

7月から下描きを描き始めて9月に完成しました。意図をもって描いた初めてのアクリル画と言えると思います。
これまで描いたものは、どことなく習作のような気分でした。この絵では、静物たちの存在が占有している空間を、
きっちりと表現できるかをねらいました。その意図がどこまで成功したのか、まだ絵は途上なのか判りませんが、
これ以上やる手立てもなくなった気がします。ここらで筆をおこうかという心境です。
この絵を仕上げる過程で学んだことは多かったですね。とくに光と影のあつかい方では、
いくつ気づいたことがありました。今後の作品に反映していきたいと思います。




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8.クリスマスローズ

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アクリル F6サイズ(410mm×318mm)

いろいろと手直しを経てようやく完成したクリスマスローズのアクリル画です。
直前まで、赤紫色の背景だったものを花の色との対比が必要と考えなおし、
無彩色系に変えました。ちょっと冷たい感じになったかもしれません。
先生のコメントとして、花を主役にすること!つまりガラス容器が妙にギラギラとして、
主役の座を奪ってしまうおそれがあるということです。



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7.中沢丘陵を望む(改)

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アクリル M6サイズ(410mm×242mm)

アクリル画を描いた第1作目を手直ししました。
この5月始めから絵画教室の展覧会が企画されていますが、出品を予定しているので手を入れました。
どこかが足りないとずっと思い続けてきたのです。
写真でいう「ねむい」画像のように感じていました。また、細い筆で丁寧に描き過ぎのようにも感じていました。
そこで採用したのは、ペインティングナイフという制御しにくい道具で、絵の全体を再構成することでした。
うまく行っているのかなぁ・・・




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6.書斎

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アクリル F10サイズ(455mm×530mm)

先生が試験問題として課したようなモチーフです。
つまり訓練でしょうか、非常に描きにくくまとめにくいものばかりが並べられました。
鹿の角というとらえがたい3次元形状のものを中心に据え、
パースの捉え方が試されるような本という物体を、わざと無造作に3冊違う方向に重ねています。
さらにガラスという素材と花びんという焼き物の素材を同居させ、それを描き分けることを求めているようなのです。
ちょっとイジワルな感じのするモチーフたちです。
この絵からペインティングナイフで描くことの面白さ、難しさを学びました。




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5.秋色

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アクリル F10サイズ(455mm×530mm)

アクリル画5作目。

だいぶアクリル絵の具の使い方に慣れてきました。
自分の表現したい雰囲気を、忠実に表現できないかと考え始めました。
というのも前作の静物画は、精密にはモチーフを写し取ったものの
なんだか絵としては、物足りない気がしているのです。
何が足りないのだろう・・・
じつは先生も同じ考えを抱いていたらしく、前作はなんだか楽しくないよね、
というような感想をお持ちでした。
やっぱり!楽しみながら描かなければ絵は魅力的にならないかもと思い直して描いた静物画です。
とにかく明るく暖かい色彩で、楽しく描くという方針のもので描きました。




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4.静物〜リンゴと洋ナシ〜

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アクリル F10サイズ(455mm×530mm)

アクリル画4作目。

風景でも描きたいなと思っていたら、先生からこの静物をF10号で描きましょうと勧められてしまった。
こういう画題には、これまであまり取り組んだことがありません。
F10号はこれまでの中でいちばん大きいし、なんだか心配な気分。
始めてみると、先生の意図が次第にジワジワと感じられて来て、正直う〜ん難しい。
なんだか鍛えるための訓練のようだなと、そんな感じがしてきました。

むろん下書き段階から、あれこれとコメントいただいて、しかし得るところがたくさんありました。
そうだったのか!
なるほど!
面白いかもしれない・・・

彫刻家である先生は、立体空間のなかに存在する静物たちの表現には、
とても厳格で、妥協のない姿勢が感じられます。
3次元空間の中に存在するものが漂わせる、その空気というか、張り詰めたものというか。
まだ先生のOKが出ていなくて、サインは入っていないのですが、
自宅で結構根を詰めて手を入れました。ちょっとフライングでアップしてしまいます。
修正が入りましたら、その修正版を載せましょう。



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3:トルコキキョウ

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アクリル F4サイズ(242mm×333mm)

アクリル画3作目。
なんと、花の静物画を描いてみたくなりました。
自分は「風景を描く画家である」なんて堅いこと考えずに、どんどん手出ししてもいいのかなと、
思い始めました。これも、先生の方針である「どんどんやれ、何でもやれ、とことんやれ」という影響の
賜物だと思っています。美しく感じるものや、美しいだろうとイメージされるものは、描いた方がいいのです。
だって、描いちゃいけないという法律も制約も、どこにもないのです。ただ、自分で決め込んでしまっているだけ。

トルコキキョウの花束が先生のお宅に飾ってありました。地域の産直市場にたくさん出荷されているとのことです。
この白い花の美しさに惹かれてしまいました。白い花は、強いと思います(自分が好きなだけか)。
バラにならないようにと注意されつつ、2回の教室で仕上がりました。



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2:東伊那の夏の日

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アクリル F8サイズ(455mm×380mm)

アクリル画2作目。
先生のお宅のアトリエ2階からの眺めです。東伊那から中沢の丘陵の方向になります。
  遠景に見える緑の塊がとても美しく、これを中心にした構図で描こうと決心したのですが、
いざ始めてみると中央の蔵と駐車スペースのあたりが主役にならないといけないと気づきました。
緑の塊は、脇役にせざるを得ません。
水彩だったら、もう少しわがままに遠景中心に描けたかもしれませんが。

下絵の作成では、先生との「ああでもない、こうでもない」の検討がありましたが、
その後はあまり先生とのバトルはなく、済々と進んだ印象ですね。
色使いが私らしくない、という家族のコメントがいちばん引っかかっています。
正直なところ、この2作目でアクリル絵の具の使い方が面白くなってきたのです。


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1:中沢丘陵を臨む

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アクリル M6サイズ(410mm×242mm)

振り返れば、水彩絵の具と鉛筆しか画材として扱ったことがありませんでした。
これはアクリル絵の具と悪戦苦闘した初作。
先生に指摘されながらなんとか描き終えた練習作品。
ほぼ完成ですねと言われ、正直ホッとしました。
それまで描いても描いても指摘事項が出てきて、いつも唸るばかり。
しかし100点満点とは言えませんよと、釘刺しの一言。
なぜ100点ではないのかについては、うすうす自分でも感じていた内容でした。
じゃあ、それを修正していけばいいんだと、あくまで前向きに考えています。

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