【データ名】大雪山・緑岳のコマクサ
【著作権者】ロッテン
【 カメラ 】NIKON F601
【 レンズ 】TAMURON AF90mmマクロ 1:2.5
【フィルム】FUJIFILM FUJICHROME PROVIA 100
【 JPEG化 】MICROTEC ScanMaker35TからPhotoshopでJPEG圧縮
 大雪山系緑岳直下で撮影。
 この画像はロッテンさんのご厚意により、利用させていただいています。ありがとうございます。

コマクサ(ケシ科)

高山帯の日当たりのよい砂礫地に点生。丈は10cm前後。葉は無毛で緑色を帯びた粉白色、再三細裂し線状。花の長さ2cm、がく片は2枚で小型、花弁は4枚、外側の2枚はそり返り、内側の2枚は中央部に突き出る。果実は花と共に落下して風に転がりながら散る。シロバナコマクサは白花品(白馬岳、蓮華岳、針ノ木岳、八ヶ岳にまれ)。地方名お駒草。北ア、八ヶ岳に分布。花期7月。

(「信州の高山植物」:著者 奥原 弘人・千村 速男 発行 信濃毎日新聞社 より引用)


【作 品 名】 北ア】コマクサ咲く蓮華岳
【作   者】 富嶽仙人
【形  式】 フルカラーJPEG画像
【撮影場所】 上高地
【撮影日時】 1988.8.8
【補 足】 CANON T-90 トキナー28-70mm、RDP       MINOLTA Qiick Scan35、Macintosh Performa575       COLOR IT!
 コマクサ咲く後立山蓮華岳山頂です。後の山は、鹿島鑓、左奥は白馬岳になります。富嶽仙人
 この画像は富嶽仙人さんのご厚意により、利用させていただいています。ありがとうございます。


【作 品 名】 コマクサ
【作   者】 kuma
【形  式】 フルカラーJPEG画像
【 カメラ 】 Panasonic FZ10
【撮影場所】 御岳 継子岳 頂上付近
【撮影日時】 2005.8.7
【補 足】  この画像は2005.8.31に、kumaさんより「こまくさ掲示板」に投稿・掲載いただいたものです。周辺の植物なども含まれて、山の自然・環境が良くわかる画像です。こまくさが綺麗に写っています。ありがとうございました。


【作 品 名】 白馬後立山連峰に咲く「こまくさ」(自然のこまくさとの初対面の記念)
【作   者】 毛賀澤 貢
【形  式】 フルカラーJPEG画像
【撮影場所】 白馬後立山連峰、杓子岳・白馬鑓ケ岳間
【撮影日時】 1984.8.9
【補 足】 MINOLTA SRT-Super、Canon CanoScan FB310、PhotoShop4.0J 、BTJ32
 後立山連峰を一人でてくてく縦走した時、初めての自然のこまくさを見ることができました。

 これが私の最も好きな花「コマクサ」です。
 始めて自然のコマクサを見たのは1984年8月8日〜11日にかけての白馬後立山連峰縦走の時でした。
 確か白馬鑓ケ岳付近だったと思うのですが、そこでは群落を作って咲いていました。あこがれの、そしてまさに「高嶺の花」だった「こまくさ」の自然な姿に出会え、本当に感激したものです。そのときの記念の写真が上のものです。たった3枚しか撮ってきませんでしたが、言葉に出来ないほどの感動でした。
 その姿は本当に厳しい環境の中でも凛々しく強く静かに咲いているものでした。花言葉は「誇り」だそうですが、まさにその通り。「高山植物の女王」と呼ばれるのももっともな、本当に美しき素晴らしい花でした。
 既に人間の乱獲などによってコマクサが絶滅してしまった中央アルプスでは現在、宝剣岳周辺において播種によってその復活が試みられています。勿論、南駒ヶ岳周辺でも全くその姿は見ることが出来なくなってしまっている寂しい状況が現実です。中央アルプスでは人間の手を借りなければこまくさは見ることが出来なくなってしまいました。そんな貴重なそして凛々しい花です。

1984.8.9、白馬後立山連峰縦走にて