その2

 南駒の東北から眺めます。本当に南駒ヶ岳がすぐ目の前に見られます。やはり静かな山容です。
  

 静かな南駒ヶ岳の様子が目の前に広がります。摺鉢窪カールも本当に静かな様子です。秋の青い空が綺麗でした。
  

 これが「百間なぎ」の大崩落です。大崩壊の様子が手に取るようにわかります。
 毎年その崩壊は進み、小屋まであと20メートル足らずに迫ってきています。止まることのない大崩壊です。
   この崩壊であの別世界「摺鉢窪(すりばちくぼ)カール」も少しずつ狭くなっていくのでしょう。それにしてもこうして縦に眺めるとそれはすごい規模の崩壊です。
  

 南駒ヶ岳の頂上方面と、百間なぎです。どの方角からもこうしてスッパリとまっすぐに落ち込んでいる様子がわかります。
 以前、小屋に一人で泊まった時、たまに聞こえる石がころがり落ちていく音が不気味だったことを思い出します。  

 連なる中央アルプスの峯々。その険しさと静けさが伝わってきます。この稜線を歩いた時のことを思い出します。  

 すぐ右隣で操縦士が操縦しています。
 目の前の視界は非常に良く、パノラマも素晴らしいものでした。操縦席の前のガラスを通して南駒を望みます。  

 上空から飯島町の一部を眺めます。こうして見ると田畑の多さをしっかりと感じます。遠くには陣馬形山、更に奥には南アルプスが見られます。この日は運良く遠くに「富士山」もわずか頭を見ることが出来ました。秋晴れの空の中、こうしてヘリポートに戻っていきました。(この日は昼頃から薄雲がかかり、朝一番で乗ったことはラッキーでもあったんです・・・。)

 以上わずかですが、滅多に見られない空からの南駒ヶ岳の姿を紹介しました。御覧いただき、ありがとうございました。