8、平和がみちあふれる郷土をめざして <赤須喜久雄の訴え>
赤須喜久雄・諸国行脚 奥の細道の巻 N

赤須喜久雄・諸国行脚「奥の細道の巻」・・・・・・< その1―N >

N  駒ヶ根の 「 芭蕉句碑 」


  芭蕉の句碑は、全国では1500余。長野県の南信には50基位あるという。それは俳句人口が農村のすみずみまでゆきわたっていたことを物語っている。
  駒ヶ根には、いま芭蕉に関係する石碑
が4ヶ所にある

(1) 火山峠の芭蕉の松(市文化財に指定)と句碑。
      “  松茸や 志らぬ木の葉の へばりつき  ”
                  <元禄7年9月3日、弟子・支考を迎えての作>


火山峠芭蕉の松

(2) 東伊那遊光、坂井勲氏宅木戸。
      “  山里は 万歳ざいおそし 梅の花  ”

(3)  国道アクセス入口
      “  葛の葉の おもてみせけり けさの霜  ”

(4)  中沢中割四徳入口芭蕉十哲の碑。
    芭蕉翁と大書した下へ十哲の名前を並べてある。この碑は近くの寺子屋の師匠の筆塚の脇碑として
    建てたものである。

  このほかに、
 ● 火山峠の頂上に、「 松茸や かぶれた程は 松のなり 」 
   があったそうだが今はない。

 ● 赤穂の太子堂の前にもあったそうだが、行方不明である。

 


                      坂井勲氏宅木戸  芭蕉句碑 写真

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