8、平和がみちあふれる郷土をめざして <赤須喜久雄の訴え>
赤須喜久雄・諸国行脚 奥の細道の巻 追記【7】

赤須喜久雄・諸国行脚「奥の細道の巻」・・・ 追加7、金沢


【7】金 沢

あかあかと 日はつれなくも 秋の風 」 あかあかと ひはつれなくも あきのかぜ
   <金沢から小松への途中の句>

「塚も動け 我なく声は 秋の風 」  <蕉門の早世を知って・・の句>

  芭蕉は金沢に10日間滞在。城下の名士達が幾度も句会をもうける。
  < 曽良の体調すぐれず>

しほらしさ 名や小松吹き 萩すすき」 しほらしさ なやこまつふき はぎすすき

  石川県の小松、芭蕉滞在、「安宅の関」の記述なし。
 小松ICのすぐ近くに“安宅の関”がある。海岸端、義経を捕らえるために臨時につくられた関所である。奥州平泉の藤原氏を訪ねて向かう途中、安宅の関で、「義経では」と、呼び止められる。
 そこで“弁慶が勧進帳”を取り出し、読み上げる・・・・・実は、何も書いてない白紙。
  歌舞伎で有名な“安宅の関の勧進帳”・・・である。海べりで、ろくな松もない。殺風景なところだ。<ここは3回訪れた>

  03年6月(H15)塩田の古妻<六人会>(夫も入れて12人)
  能登半島を先端に向かい進む。“総持寺祖院”を見学。我が家の菩提寺は曹洞宗・・・なんだか親類みたいな気がする。
(ふだん信心深くないのに)
  宿の「 輪島・ 高洲園 」で夕食後のど自慢大会があった。仲間の2人が出場したが“飲みすぎていて声が出ず”かねひとつ。
  翌朝、輪島の朝市へ。売り手の老婦人は、口も手も八丁。3袋1000円の干物を買ったが、家に帰ってよく見ると、なんとも価値のない安物。「二度と騙されるものか」と、くやしがったが・・後のまつり。
  白米千枚田 下時国家 上時国家などを見学して能登を後にした。


安宅の関にて  区長会思い出旅行  (02年)

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