平和のモニュメントを訪ねて(記念碑、記念物)
《第9回》“駒ヶ根市・平和の森の彫像”


平和モニュメント>>>

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☆モニュメントのあるところ・駒ヶ根市文化センターの西南、平和の森
 このシリーズですでに彫像については4体を紹介しましたが、平和の森にはさらに5つの作品が建立されています。

◎1、名久井 十九三 作 「大地」像
     ・寄贈者 駒ヶ根ライオンズクラブ
◎2、中村  喜平   作 「清楚」 1964年作
     ・建立 1989年7月1日(H元)
     ・彫刻家・伊那市出身、駒ヶ根市在住
◎3、中村  喜平   作 「平和・友好・飛躍」
     ・建立 2001年8月24日(H13)
     ・駒ヶ根市、磐田市、二本松市・友好の証として
◎4、中村  喜平   作 「慈愛」
     ・建立 2001年1月(H13)
     ・寄贈者 駒ヶ根市出身、東京北区在住 松崎茂夫氏
◎5、瀬戸  団治   作 「いつくしみ」 
     ・建立 1970年11月(s45)
     ・彫刻家・辰野町出身

☆ たずねる人・・・ Aちゃん
 核兵器廃絶の平和都市・駒ヶ根市を宣言したのは、1984年(s59)でした。その後、長野県の全自治体が宣言しました。
○平和都市宣言 昭和59年12月25日
世界の恒久平和は、人類共通の願いである。(中略)
我が国は、世界唯一の核被爆国として、また、平和憲法の精神からも核兵器の廃絶と軍備縮小の推進に積極的な役割を果すべきである。
よって、本市は戦争のない明るい住みよい明日の世界を願い、ここに駒ヶ根市を「平和都市」とすることを宣言する。

 駒ヶ根市総合文化センター(文化会館、図書館、博物館など)が出来たのは、1986年(s61)でその後、周辺に公園が整備されて【平和の森・すずらん公園】ができ、駒ヶ根市の平和のシンボルとして「平和と文化の像」(平和の女神・goddess of peace)が建立されたのは1989年(H元)でした。
  平和の女神や、聞けわだつみのこえ、嵐の中の母子像などをはじめ、安置されているそれぞれのモニュメントの訴えが、市民の心の中に根づき、平和のメッセ−ジが世界に発信されることを、大いに期待したいと思いました。