8、平和がみちあふれる郷土をめざして <赤須喜久雄の訴え>
上井
(うわい)・下井(したい) いまむかし


●与謝野晶子・
 大山郁夫・
 鈴木貫太郎と伊那村

●「帝銀事件」と長野県 ・伊那村

●「人体実験・731部隊
 陸軍中将石井四郎」と
 長野県伊那村

●登戸・伊那村・
 帝銀事件

●高遠藩 3万3千石
 百姓一揆物語

●ある城下町の
  町長選挙・顛末記

●上井・下井
   いまむかし

●終戦直後・お祭りに“花火”を打ち上げた話

●ある女性の
  崇高な思い

●諸国行脚
  奥の細道の巻

●真珠湾攻撃 日米開
 戦の日の朝と昼と夜

●劇画「赤須きくおの
  すべて」

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=血と汗と涙の話=
 昭和48年(1973)に連載されたものです。
<駒ヶ根新聞東伊那版・日本共産党東伊那支部発行>

《こたつを囲んでお茶を飲みながら、これから話を聞くところです。
猫もそのひとりです。あなたもこの座布団へどうぞ。》

<駒ケ根の夜明けシリーズ NO2> 赤須喜久雄著

《 水五訓 》
1、自ら活動して働かしむるは水なり
1、常に己の進路を求めて止まざるは水なり
1、障害にあい激しくその勢力を百倍し得るは水なり
1、自から潔くして他の汚れを洗い、清濁合わせ容るる量あるは水なり
1、洋々として大洋を充たし、発しては蒸気となり、雲となり、雨となり、雪と変じ、霧と化し、
   凍っては玲々たる鏡となり、しかもその性を失わざるは水なり

<水五訓は、建設省中部地建天竜川上流工事事務所長室に掲げてありました>


《目次》

1、上井と下井
 ・当時の日本と世界の動き
 ・高遠藩の希望・政治力でおしきる
 ・古きをたずねて新しきを知る
  @興津騒動(一揆)
  A明治2年入野谷郷・中沢郷の百姓一揆

2、嘉永時代の村々
 ・上井・下井のできる以前のようす
 ・上井・下井ができてからの5ヶ村

3、上井建設苦労話譚(はなし)

4、不発に終わった湯沢計画
 ・「湯沢計画」と源氏原、八幡原、釜取原、善込の開田
 ・上戸・中条の田用水

5、維持管理今昔
 ・分離金一円也とやぶはらじょうばんの74年

6、水利権と「八ヶ議定書」
 ・水利権
 ・八ヶ議定所
 ・上井・下井いまむかしに関連する
  @土地所有権
  A新水利権
  B地下水の権利

7、東伊那における第二次水革命の展望
 ・生産と日常生活の生命線
 ・第二次水革命

8、おわりに
 ◎寄稿「観光開発と水利権」林百郎法律事務所 弁護士 木島日出夫


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